不動産の事を調べていると、地方の物件ではよく出てくる言葉「浄化槽」とあります。都会にはない施設、これは何だろう？どんなもの？などちょっと理解できないですね。
浄化槽には２タイプあります「単独浄化槽」と「合併浄化槽」現在では「合併浄化槽」しか設置できなくなっています。何を合併？と思いますが、トイレの排水とその他の排水が合併、という意味のようです。
生活していく中での排水を微生物が処理してくれてきれいになった水を地下に浸透させていくシステムです。
下水道の通っていないところに家を建てると排水処理を自宅でしていくための設備なので必需品！なので大抵の市町村で設置には補助金が出ます。
これが浄化槽のタンクです
匂いは？管理は？と思いますが、意外と大丈夫！管理会社が定期的に微生物がしっかり働いているか？など検査や消毒、お掃除などに来てくれます。１～２年に一度微生物が処理できなかったカスがたまってきたら汚泥の清掃もしてくれます。それでも排水の処理に微生物の力が間に合わないときは、管理会社に連絡すればすぐに対処してくれます。匂いもなく浄化槽なのを忘れて生活しています。
管理費、これも心配ですね。でも支払ってみたら下水道使用料を払うのとそんなに違わない請求になりました。なのでご安心を！
