気持ちのよい晴れた日曜日、不動産屋さんの試験「宅地建物取引士」という試験を受けてきました!
長野県の会場は4箇所。
長野市・松本市・上田市:・駒ヶ根市とありました。
私は松本市の会場で「松本大学」のキャンパスが試験会場でした。
「松本大学」?行ったことない場所です。「松本駅」では無い様です・・・。
困ったのが、車では来ないように、と書いてあり、でもその電車が1時間に1本または2本しか通っていないのです。
かなりの人数が同じ時間に向かうのでどうなるの?と思ったら、「臨時便が出ます」と、はがきが来たのでちょっと安心しました。
当日の朝、JR中央線で松本駅へ行き、「松本上高地線」という電車に乗り換えて、「北新・松本大学前駅」で降りると目の前にありました。
大学の中はすべてお休み、周りにはレストランもコンビにも何にもない場所。お弁当を持って来てよかったです。
試験時間は2時間で50問を答える試験。でも1問が、4つの文章の内容のうちどの文章が正しいか?とか間違っているか?といった質問なので、実質200問を答えるような試験でした。
仕事や家のことをしながら問題集などで勉強の毎日!こんなに勉強したのは何年ぶりでしょう???
毎日寝不足の日々でした(笑)
そして、勉強してよかったことは沢山ありました。
土地の売買のルール、土地家屋は財産なので遺産相続の事、土地の場所によっての建築制限などなど・・・。
勉強して感じたことは全体的に、弱い立場の人を守っていく!というのを強く感じました。だました場合の厳しい処罰がきちんと有り、もしだまされた人がいたら保護するルールもあります。
この仕事をする前は「不動産屋さん」はちょっと怖いイメージ、土地を買うときはだまされないようにしなくっちゃ!など悪いイメージが多かったのでした。
実際仕事をしてみると、全く違っていました、買った人のことをものすごく考えて土地の引渡しをしていて、もう引き渡しも済んでいるのに、困って相談に来たお客様のお手伝いをしたり、今までの悪いイメージはすっかりなくなったのでした。そこで今回の試験を受けてみようかな!と思ったのでした。
話を戻しますが、勉強内容には弱い人、だまされた人を守るルールなどの問題は必ず毎年出ていました、土地や建物の広告をするのに拡大広告をすると仕事ができなくなるルールや、犯罪にかかわると免許が取り上げられるなど。こんな勉強をしてから不動産屋さんの営業マンになっていたのですね。
「土地」や「家」などの人生に1度あるかないかの大きなお買い物が安心してできるシステムや法律の勉強でした。
試験が無事終わり、大学を出ると、駅には長蛇の列!
電車は単線、ほとんどの駅は無人駅、そしてこの大学の駅は駅員さんが一人で、なんと券売機が無いのでした!一人ひとり現金を渡し、印を押した乗車券を受け取るのです。まあ本当に珍しい田舎の駅での体験でした。
試験より電車の体験のほうが貴重な体験だったような気がしています!
終点の駅の名前も面白かったです「新島々駅」って名前。ここから上高地の山を目指すのでしょう?
長野県に住むとどこでも車で行くので電車もいいな!と思いました。
次は試験ではなく山登りに向かう為に乗りたいです!