山には雪が積もり、風が吹くととても冷たい風が吹いています。
そして朝晩はマイナス5度~10度というまだまだこたつから抜け出せない寒さなのですが
年が明けてから少しづつ日の当たる時間が長くなり、お日様のありがたさを感じる今日この頃です。
今日は八ケ岳がとてもきれいに見えていたので、山と一緒に土地の写真を写せたら!と思い土地周りをしてきました。
今回寄ったのは、茅野市玉川という地区の中の「穴山」という地名の場所にある土地です。
そうしたら足元に黄色い「福寿草」の花が!「春」ですね!
ここは、販売当初は古い家が建ってて、家の隣には蔵がありました。
最初は家付きの土地として販売していたのですが、家がかなりボロボロで住むためのリフォームをするより、新しく家を建てた方が安全と、家だけ取り壊したのでした。
このごろ「古民家」を改装したお店が増えてきているのですが、「古民家」の仲間入りはできませんでした・・・残念。
隣に立っていた「お蔵」はまだしっかりとしています。こちらは取り壊さずに、「お蔵付の土地」として販売中なのです。
この素敵な「蔵」を生かした素敵なデザインの家ができるといいな!などと思いながら案内の写真を撮影。どんな方がどんな家を創り上げるのでしょう?楽しみですね。
もし見にいらしたら、土地だけだとあまり想像しにくいのですが、ご自身がどんな家に住みたいか想像しながら眺めてみてください。
紐と棒と巻尺を持っていって家の大きさに紐を張ってみるのも雰囲気がわかりやすいかもしれません。
土地は2区画に分けて販売していますが、まとめて購入することも可能です。
「穴山の土地」に立って見るとまず目に入ってくるのが「八ケ岳」です。家々が立ち並ぶ中でこの場所からとてもきれいに見えるのです。この時期の雪の乗っかった八ケ岳を朝も晩も眺められる場所なのです。
そして隣の家の向こう側にも山が・・・北側には車山。南側には甲斐駒ケ岳が!
土地の角のところには「寒天の碑」が立っています。その横には桜の木が植えてあり、春には桜がきれいに咲いてくれます。
そして、この北側の通りは「御柱街道」と呼ばれています。
ご存知「御柱祭」という諏訪地方の大祭が7年に一度執り行なわれますが、その時に家の前を「御柱」が引っ張られていくのです。
日ごろはとても穏やかなこの通りが、お祭りの時には何百人もの人でごった返すのです。
この土地から少し下った先の方には「大曲(おおまがり)」という、くねくねした道を長い柱をいかに上手に通すか!というチームワークと腕の見せ所のポイントとなっている場所もあります。
掛け声をかけながら柱が通り過ぎるのを見るのは圧巻です。
地区に入る事でお祭りにも一緒に参加できます。柱を引っ張る縄を編むのもなかなかできない体験です。
テレビで取り上げられている、「木落し」や「川越し」の場所もいいのですが、個人的には「御柱」を引っ張り始める「一番塚」から、この土地「穴山」の辺りまでの間を引っ張っているときがとても好きなのでした。
観光客はほとんどいなくて、ほぼ100%地元に住んでいる人達で「木遣り」を歌い声を掛け合いながら引っ張って、太い柱を町へと運んでいくのです。気持ちをひとつにして引っ張らないと、「御柱」は動いてくれません。「大きな大木」から「神様の木」になっていきます。引っ張る人々一人ひとりの想いを吸い込んで諏訪大社の4本の柱の1本として立ち上がる姿は諏訪大社の信者ではなくても荘厳な気持ちにさせてもらいます。
そんなドラマの「御柱」の通りの横の土地。次の御柱のお祭りまでに家が建っていてほしいな!などと思いながら写真を撮って来ました。
この「蔵」には2階があります。
「蔵」の鍵が開いて扉が開くとき、なぜか毎回どきどきしています(笑)
見学ご希望ございましたら、遠慮なく声をかけてください。
お待ちしております。