秋の楽しみ。干し柿作り

Posted by on 2017年11月17日

紅葉がひと段落するころ、柿の木の実がオレンジ色に色付いてきます。

いままで目立たなかったのに、柿の葉が落ちて柿の木の実だけの状態になると!

いよいよ干し柿を作る季節になります。

古い家の横、または古い畑の横には大抵大きな柿木があります。

 

 

里山の風景に溶け込んで、とてもきれいな景色になります。

柿の木の選定を兼ねて、各家では柿の実をとります。

軒下に柿の実の並んでいる風景もいいものです。

柿はヘタのところがTになるように枝を切り、柿の皮をむいて、ひもでそのTのところを結んで軒下に下げていきます。

数日すると表面が色変わりしてきますので、柿の実を手でもみもみします。数日もみもみしてさらに数日、干し柿の完成です!

干し柿の保存は袋に入れて冷凍がおすすめです。

こちらに住んだら是非挑戦してみてくださいね!

ちなみに茅野では甘い柿は実らないのです。 

夏の気温が低いため、甘柿の木を植えても渋くなってしまいます。

そして干し柿は甘がきの渋いのより、もともとの渋柿の方が美味しく出来上がるので不思議です。

我が家では干し柿が出来上がったころから、なぜか軒下の柿が一つ、二つと減っていくのです。???と思っていたら、通りすがりに食べている人がいました。もちろん家族の誰かでしたが。