蓼科に新しいパン屋さん「カルバ」

Posted by on 2017年11月21日

今年オープンしたパン屋さんがあります。

場所は茅野市上菅沢(かみすげさわ)

ほんと普通の家と家の間に少し引っ込んでひっそりと営業しているパン屋さんです。

オーナーは上田市にある有名な「ルバン」で修業を積んで独立したとの事。

 

ルバンはいろいろこだわっていて、パンを重さで量り売りしている珍しいお店です。わざわざ遠くから上田までパンを買いに行く人がいるパン屋さんです。

「カルバ」がオープンしたよ!と聞いてはいたのですが、なかなかお店の近くへ行く用事もなく、行けた日には売り切れで閉店していたりと、なかなか買えないでいました。

 

 

この日は雨!雨のおかげなのか、パンが沢山並んでいました。

カンパーニュ系統のパンとフルーツの入ったパンが多いような感じ。

パンを選ぶのに悩んでいると、ちょうどクルミのパン「クルミカランツ」が焼き上がり店頭に出されたのです。焼きたてのパンの音「パチパチ」と割れるような音がして、ほんわかと良い香りがしています。

全体的に硬めのパンを販売しているパン屋さんです。

いろいろお話を伺ったところ、無農薬の材料にこだわっていて、小麦粉もお店で石臼で引いてパンにしているそうなのです。なるべく精製されたものではなく全粒粉を使っていたりと、栄養たっぷりのパンを焼いているのですね。

 

お店は、古い倉庫を自分で改装されたとの事、優しい手作り感があふれています。小さな店内のパンが並んだカウンターの奥でパンを焼く作業場が見えます。

お茶を飲むスペースがあったらいいのにね。

などと話しながら過ごしてきました。

食べたいパンがありすぎて・・・散々悩んで選んだパンは、アンパン・スコーン・ブドウパンにしました。(ほんとはカンパーニュが食べたかったのですが)

帰り道は「車山」が今年初めて真っ白に雪を乗せていました。寒い季節はパンの発酵に時間がかかります。早くたべたい!

家に帰って食べたところ、予想通りの外はカリッと、中はほんわか、しっかりと噛み応えのある、小麦の味がしっかりとした食事パンでした。

次はどのパンを食べようかしら?やはりカンパーニュかしら?

しばらくはまりそうです。

お店の名前の「カルバ」とはサンスクリッド語から取ったそうです。

意味は「宇宙の始まりから終わり」のような意味なのだそうです。調べてみてください。

お店を探すのも楽しいものです。ほんと見つけにくい場所にある「カルバ」探検してみてください。