蓼科の畑から「凍ったキャベツ」!

Posted by on 2017年12月22日

畑に残っていた冬野菜の「キャベツ」を沢山いただきました!

届いた数は何と30個以上あったかと・・・

従業員みんなで5個ずつくらいいただいて帰りました。

家に帰り、さっそくお料理を!

包丁で半分に切ったところ、真ん中まで凍っています!

1個は蒸してごま油とお塩でサラダに、2個は圧力鍋にじゃがいもと人参、ベーコンとコンソメと塩コショウを入れてスープにしました!

畑で凍ったお野菜は甘いのです!

このキャベツもほんとに甘くて!美味しくお腹に収まりました!

この地域は一番寒いときは-20度になる朝もあります。

秋に収穫した野菜を保存して春まで大切にいただきます。

保存方法は「室」という場所を家の横又は畑の側に作ってあります。土を1mくらい掘った中に、むしろやワラをしいて、大根、人参、ジャガイモなどの根菜類を置いて、上から土をかけ、その上に藁や毛布を掛けて保存するのです。この方法はそれぞれの家によって代々教えられている方法があるようで、家によって違いますが、そんな保存をした大根などをいただくと、まるで取り立てのようにみずみずしく、保存によって甘味が増して、とっても美味しいのです!驚きです!・・・(家で冷蔵庫に入れておくとしなびてしまうのに)・・・土の力と昔の人の知恵を感じます。

 

文明の利器の「冷蔵庫」より天然の保存方法の方が長持ちして、おいしい事にビックリします。田舎暮らしの知恵ですね。

葉物類は、お漬物にしたり、おネギや白菜は少し干してから新聞紙にくるみ、外の寒い物置とかに保存して一冬食べます。

中古物件で「蔵」付きの家を販売することがあります。

「蔵」に保存しては?と聞いたところ、「蔵」は「お米」を保存するところとの事です。もしお野菜を保存すると・・・大喜びする一家がいます!・・・春には大家族になってしまう恐れも!・・・「チュー♡」と丸かじりですね。

冬野菜の甘味は蓼科の冬の恩恵です。蓼科にお住まいになったら是非楽しんでください!