遠くから蕎麦好きなお友達が訪ねて来ました。
彼女が来ると必ず行くお店があります。
ビーナスラインをずーっとのぼり、温泉の「滝の湯」さんを通り過ぎ、「プール平」と言う地名の場所にお土産屋さんがあります。
「万葉堂」と言う名前のお土産屋さんです。
そこのオーナーが始めたお蕎麦屋さん「黙坊」さん
もう何年になるのでしょう。
特に宣伝はされていないにもかかわらず、毎回とても混んでいます。
ご主人が蓼科の冷たい水で朝から手打ちをした美味しいお蕎麦
メニューも三つしかなくて・・・「とうじそば」「もりそば」「そばがき」の三つ
シンプルにお蕎麦専門のお店なのです。
営業もランチのみ。夜に行っても食べられません。
今日はちょっと涼しかったので、半年しか食べられない「とうじそば」をいただきました
夏になると別荘の住人、そして観光客で少ない席はほぼ満席!
予約しないと食べられなくなります。
1日に打つ蕎麦の量も決まっているのです。
注文をすると、お盆にお通しが乗って出てきます。
甘く煮たお豆、寒天、そして蕎麦の実
ちょうど食べ終わるころにお蕎麦が茹で上がります
今回は「とうじそば」なので、ぐつぐつと火の上に乗ったおなべにお蕎麦を通して温めていただきます。
冷えたからだが温まるメニューです。
お蕎麦を食べた後は残ったお汁に蕎麦湯を入れていただきます。
ワクワクと楽しみながら食べられるお蕎麦です。
このメニューは今月いっぱいで終了!また寒い季節までおあずけです。
お蕎麦を食べた後はちょっとお土産を買って帰ります。
お漬物など、美味しいものが集まっています。
ここのお土産店は俳優の中井喜一さんが子供のころから遊びに来ているお店だそうです。
蓼科にいらしたときは必ず寄っていかれるとの事、他にもひっそりと有名人が食べにいらしていることもあるそうです。
そんな出会いも楽しみの一つですね!