このお豆。名前わかりますか?
比較的良く食べる「金時豆」です
この日曜日、ビーナスラインの標高1100mくらいの場所にある、「茅野茶輪たてしな日和」さんで第四回「まめ部」と言うワークショップが開催されました。
おまめの話を聞いてランチを食べるイベント・・・と聞き「なんだか美味しそう」と参加してきました。
「まめ部」?いったいどんなことするのかしら?
会場になっている「茅野茶輪たてしな日和」さん。
こちらもいつも前は通るのですが、入った事も無く・・・。素敵な建物で、どんなところなのか一度寄ってみたいな!
と思いつつ通り過ぎていたお店でした。
開催時間少し前に到着!
入ってみると木のぬくもりのある素敵なお店です!
受付を済ませて席に着き、全員揃うのを待って講習会が始まりました。
「まめ部」では毎回お豆の種類を決めてそのお豆の勉強会?をしているそうです。
今までの「まめ部」では「はな豆」「大豆」「ひよこ豆」と続いているそうです。
お豆の作り方・使い方・そして試食会と言った内容です。
この「まめ部」の講師の先生は、地元出身「農業家」の篠原さん!
野菜ソムリエの資格を持ち、おまめだけではなくそれぞれの野菜の時期による一番美味しい食べ方を教えてくださいます。
農家をされていて、農産物を箱につめて、出荷して終わり・・・と言う日々ではなくて、
農産物を一生懸命作っているのだからどんな人の手に渡ってどんな風に食べられているのかまで知りたくて・・・。
その結果、豆を直接食べる人に販売する今のスタイルになったそうです。
そしてメインに作っている農産物は「はなまめ」
なぜ「はなまめ」なのか?
これがこのおまめの魅力なのですが、「はなまめ」は標高で変化してしまうお豆、標高が低すぎると花しか咲かないのでお豆が出来ないのです、そこでついた名前が「はなまめ」
・・・花しか咲かない豆になるそうです。
篠原さんの畑の標高はなんと1000m!
「はなまめ」は駅前で標高が約800mある茅野市ならではの作物なのだそうです。
聞いているとほんと不思議ですね!
今日のお豆を「金時豆」にされたのは、甘い「金時豆」しか知らない人達に、もっとおかずとして甘くない「金時豆」の食べ方を覚えてほしい!
と想い、「茅野茶輪たてしな日和」のオーナーと試行錯誤しながら今日のメニューを考えたそうです。
まず最初は写真を見ながら今日のお題の「金時豆」についてお話を聞きました!
このお豆はつるになって伸びていくそうです。オレンジ色の綺麗な花を咲かせて実になるそうです。
ちなみに「白いんげん豆」の花は白いそう。
日本に入ってきて雨が苦手なお豆が日本の雨に対応できるように品種改良され、今に至る歴史の話。
この仲間には「白いんげん」「うずら豆」などがあります。この仲間は外国では「キドニービーンズ」と呼ばれているそうです。
まだ房が緑色のうちに収穫して乾燥してお豆として販売されているそうで、収穫が遅くなると色が違う色になるそうです。
そんな話を聞いていると後ろ側からいい匂いが・・・
お昼の時間になりました!今日のメニューは「金時豆」のコロッケです
ジャガイモは使わず、金時豆とベーコンだけで作られていました
他には、金時豆のピクルスと、金時豆のガトーショコラ
後はレタスと今が旬の紫キャベツなど・・・。
先生のお勧めは「コロッケに何も付けずに食べてみて」
・・・ガブリとかじると、金時豆の甘さがふわりと広がり、意外な美味しさ!これ絶対帰ったら作ろう!と思う美味しさです!
野菜中心の美味しいランチになりました!
今日のお料理の作り方などを教わりながら美味しくいただきました!
「お豆はしっかり一晩水で戻してから茹でるといいです」
「あまりしっかり灰汁取りをしてしまうと色が薄くなるのです」
「コロッケにはゆで汁も少し入れるの!」
「今の紫キャベツは塩もみしないでそのままのほうが美味しいです」などなど・・・
ガトーショコラもお豆の味がぴったり!チョコも生クリームも入っていないなんて・・・。
仕上げにタイの花ブルービーンズのお茶をいただきました
美味しいランチと楽しいお話の素敵な時間を過ごせました!
参加者の中でも5名くらいの方が、都会から移住されてきて家庭菜園を楽しんでいるそうです。
田舎暮らしを満喫!その1つが「自分で育てたお野菜を自分で収穫して食べる事!」
是非チャレンジしてみてくださいね!
先生は育て方も丁寧に教えてくださいます。
今年は雨が多く、葉っぱに病気が出たりした場合は・・・など教えてくださいました。
来年日当たりのいい場所に「豆」を植えてみようかしら?
知らないことが沢山あり、とても勉強になる素敵な時間でした!
次回、第5回の「まめ部」また都合が合うといいな!
「茅野茶輪たてしな日和」さんのランチも今度食べてみたいです。
ご案内は「楽園信州茅野」に載りますのでお待ちくださいね!