茅野駅から長野方向へ各駅停車の単線に乗って一つ目の駅に「上諏訪駅」と言う駅があります。
諏訪湖の近くの駅で、夏の花火大会の会場に一番近い駅です。
この駅から茅野方向へ歩いて約10分(700m)の場所に日本酒の蔵が5箇所もあるのです。
数年前からイベントで「上諏訪街道 まちあるき呑みあるき」と言うイベントが行われています。
1度お休みしたイベントなのですが、今年は無事再開!
それも5つの蔵の前の道を「歩行者天国」にしての開催となりました。
日本酒好きの方にはたまらないイベントです!
駅から一番近い酒蔵は「舞姫」です
続いて「麗人」・「本金」道路を渡って「横笛」
もう少し歩くと最後に「真澄」と続きます。
チケットの枚数は3500枚!
沢山の人が集まりますね。
上諏訪駅のお向かいで、チケットを試飲コインと試飲用のグラスと交換してからの出発です。
おつまみを片手に美味しい日本酒を楽しめます。
全国で手に入るお酒もありますが、地元でしか手に入らないお酒もあるようです。どんなお酒に出会えるかもお楽しみです。
楽しくお散歩をしながら美味しい美酒に舌鼓!味比べも出来ますね!
同じお酒でも毎年微妙に味が違うと聞いています。
あなたはどのお酒が「一番好き!」と思うのでしょう?
新しい出会いもあることでしょう!
この5つの蔵は「諏訪五蔵」と呼ばれていて、こんなに近くに5つもの酒蔵が並んでいる場所は他にはないそうなのです。
このあたりの水が美味しくてお酒に向いているからなのでしょうか?
冬に積もった雪が溶けて地面に染みこみ、流れ流れて諏訪湖へ辿り着く冷たい水をつかったお酒です。
歩いてみると、どの酒蔵にも軒先に杉の葉で作られた「杉玉」が下がっています。
杉の木々には神が宿ると言われています。
その神が宿った杉の葉を吊るすことで、お酒の神様に感謝を捧げるものだったという「杉玉」
これは新酒完成すると下げられるもので、最初は綺麗な緑色をしています。
この「杉玉」がだんだん茶色くなっていく事でお酒の熟成具合もわかると言われています。
お酒を飲みながら、この「杉玉」を眺めてみるのも面白い事かと思います。
イベントのときに「杉玉」はどんな色をしていることでしょう?
酒蔵には古い建物が残っています。お酒だけではなく酒蔵の違いを見て楽しむのも良いと思います。
もちろん車は厳禁!!!
電車よりお酒の飲めない運転手を・・・と思う方もいるかと思います。
でも駐車場は少ないようなのでやはり電車がお勧めです。
温泉街にお泊りをするのもお勧めですね!
毎回大人気のイベントとあり、チケットは早めに売切れてしまいます。
お好きな方はお早めに!
残念ながらこのイベントは新型コロナウイルス感染防止のため中止になりました。(2020年2月26日)