バラの花が最盛期を過ぎてくるころ
大好きな「クレマチス」の
花が始まります
毎年新しい芽を
地面からニョキニョキと伸ばし
知らないうちに上の方へと葉っぱを広げ
綺麗な花を咲かせます
「クレマチス」というと
大抵は「てっせん」でしょ?
と言われます
なぜ「てっせん」なのでしょう?
冬に花が終わり葉っぱが落ちた姿が
鉄の線のようなのです
春になるとその枯れているような鉄の線から
芽が出てきて花が咲くのです
この「てっせん」という名前
本来は「クレマチス」の中の品種名との事
日本原産の品種で
白い花びらの中心に紫の花びらのようなものが付いている素敵な花なのです
残念ながら茅野の寒さは苦手なようです
日本原産のクレマチスもいろいろあり
「かざぐるま」「〇〇のかざぐるま」
などの名前がついていたりします
クルクルと回りそう♪♪♪
「クレマチス」の生態には様々なタイプが!
・昨年伸びた枝に花を咲かせるもの
・昨年の枝は枯れてしまい
今年新しく伸びた枝に花を咲かせるもの
・冬も枯れないで冬に花を咲かせるもの
等など・・・
これもクレマチスなの?
と思うような花も沢山あるのです
魅力的なその花に毎年ついつい手が伸びてしまいます
植えた「クレマチス」達は
今の時期に花を咲かせています
年を重ね少しづつ株が大きくなり
枝も長くなり、花の数も多くなるようです
株が充実すると一重の花と八重の花をつけるタイプもあるそうです
人気の新しい枝に花をつけるタイプだと気にせずバラなどの花と絡めて植えることができます
今年もそれぞれ沢山の花が咲きました
早咲きの物はもう終わってしまい
返り咲くものは蕾を出し始めています
奥の深い花だなあ!
と思います
なかなか花屋さんでは販売されていないので
花のイベントで出会うのが楽しみです
今年も蓼科のイベントで
数種類のクレマチスと出会うことができました・・・
名前は「マリア・コーネリア」「雪小町」
「パッション」「プロパーティウス」そして大御所の「籠口」
どれも一番花が終わっていて
根元から20センチくらいの所で切ってあり
見るからに枯れているような鉄の線だったのですが
この雨で小さな葉がでてきました
花が見られる日が楽しみです
暖かい地域では年に2~3回花をさかせるのですが
茅野の気温では2回咲いてくれるとラッキーに思えます
蓼科の寒さにも強い「クレマチス」
次はあそこにこの品種を植えたいな・・・
・・・と、もう来年の事を考えてしまいます