今週初めに台風24号の接近による暴風雨の影響で茅野市・原村・富士見町のあちらこちらで停電になりました。(なんと最大瞬間風速23.3m)
次の日には解決した地域と、3日かかっても停電中の地域がありました。
夜中に停電して、次の日の朝ごはんから・・・!困った・・・!
電気に頼っている生活の中、炊飯器は止まってる!ポットも止まってる!レンジは使えない!もちろんテレビもつかないので、情報が入ってこないのでした。
オール電化の友達はコンビニへ走った家、冷たいごはんを食べた!と話している家もありました。
こんな中ありがたかったのはガスでした。
こちらの地域のガスは各家庭に設置するプロパンガス。たとえ道が壊れてもガスは使えるのでした!
さらに水道も使えたのでありがたかったです。
井戸使用のご家庭の中にはモーターで水をくみ上げるので、困った家も多かったそうです。井戸の他に水のタンクも設置されていた家は何とかなったと聞きました。
とりあえず3日分の水を確保しておくことが大切!と防災訓練の時に言われたことを思い出します。でも3日分って何リットルくらいの量なのでしょう? 3二分の水と食料の備蓄
最近の新しい「タンクレスのトイレ」にした家はトイレにも電気が必要なので、「朝困った!」とメールが来ました。我が家はタンク式なので感じなかったことですが、これから家を建てる方は旧式と言われようがメーカーさんからおすすめされるトイレではなく、タンク式のトイレの設置をお勧めします。
お風呂は灯油で炊いています。暗い中片隅にランタンを置いて入りました。温泉へ行った方も多かったようです。
今回の停電は家につながっているどこかの電線に木が台風の強風で倒れてきて電線を切断したそうで、倒れ掛かっている木をどけるのにクレーン車を使って少しづつ作業員の人がチェーンソーで切り出して取り除く、といった大変な作業をしてくださっています。かなり大変な作業と思います。作業員の方々に感謝です!
住んでいる地域での停電は1日だけでした。たった1日なので、電気だけが使えなかったのですが、もし、上下水道が利用できず広域での長い期間の停電だった場合には、相当生活に支障が生じ、ストレスを感じるのが理解できました。
テレビも見れない中での情報源は「スマートホン」「SNS」などでした。「茅野市停電」と入力したら「中部電力」の停電情報につながり、現在の状況がわかり、焦らずに待つことができました。スマートホンの電気も貴重です、災害の時には「機内モード」にすると余計な電気を使わずに長く使えるそうなので覚えておくといいかと思います。困ったときにすぐに誰かと連絡が取れてつながることで安心が広がりました。
自宅に年寄りが澄んでいて夜中にトイレに起きるので、トイレまでのコンセントに防災にも役立つ電灯を付けてありました。暗くなるとうっすらと足元を照らしてくれて、停電になると強く照らして手にもって懐中電灯代わりになるのです。そしてランタン、災害用のキャンドル。これらがとても役に立ちました。キャンドルは見ていると飽きないものですね。懐中電灯は、電池が切れてしまい電池を探すのに困ったので、すぐとれるところに電池を用意しなくては!と思いました。それから手回し充電の懐中電灯!電池切れがないのががたいです。
子供は登山用のヘッドライトを付けて過ごしていました。これは両手が使えて便利です。
この停電で「燃料式発電機」を手に入れた方も多いようでした。(ホームセンターで売り切れだそうです)重宝したのですが、電気のない静かな暗闇の中では音がとてもうるさく感じました(笑)発電機は電力を安定供給するインバーター制御のものが家電の故障が起きないとの事です。
停電が長くなると一番困るのは「冷蔵庫」冷凍食品は意外と解けなかったのですが、冷蔵庫はちょっと常温に近い暖かさ。
この夜は常温のビールを暗闇で味わう夜でした。飲みながら「常温でも美味しく食べられる食品のストックも必要だぁ」と思う夜、いつもよりちょっと早くお布団が恋しくなりました。
電気が無い!ので市役所や近くの公民館で携帯電話の充電サービスも行われました。これは助かります。車でも充電できるので専用のジャックを買っておくのも一つですね。
今回の停電が寒い季節や、暑い季節でなくてよかったです。停電していてもぐっすり眠ってしまえば忘れてしまい、朝「あれ?テレビがつかない」と停電を思いだしたのでした。
茅野市が台風の被害にあうことはとても珍しく、先輩は「伊勢湾台風の時・・・」と話しているのを耳にしたくらいですが、この気象異常が今後どんなふうに影響してくるのかな?と思いました。