秋も終盤、朝晩の気温がギュッと寒い日が増えてきました。
住んでいると茅野市の中に全国でも有名なスポットがあるということを忘れていたり、知らないで過ごしていたりするもので、季節とともに当たり前な出来事と感じていたりしているのでした。
季節がめぐってくると、長野県以外の県ナンバーのバスが沢山やってきて・・・???ここって有名な場所なんだ!と気づくことがあります。
皆さん遠くから1日または数日かけて紅葉を見にいらしていて、そんなスポットが、目の前にあるなんて・・・贅沢な場所に住んでいるんだなぁ!と思ったりするのでした。
そのひとつが、茅野市の玉川という地区にある「長円寺」というお寺です。
とても歴史は古く、1649年の慶安二年に開山された真言宗のお寺です。
参道に植えられた杉の木は樹齢なんと300年!
参道を歩いていると、不思議と静かな気持ちになり、「心が洗われる」ってこんな感じなのでしょうか?お参りに行く前にちょっと清められた感じがするのです。
ここのお寺には「金剛界大日如来」がご本尊として、不動明王、愛染明王、薬師如来、などご安置されています。
日本三大霊場を巡礼したのと同じ功徳のあるとされる場所があります。
他には「石仏百体観音」という観音様が並んでいて、こちらの観音様をお参りすると全国のお寺を巡礼してお参りしたのと同じ。と祀られているそうです。
いろいろ沢山の御利益のあるお寺なのでした。
と前置きが長くなりましたが、こちらの紅葉はほんとに見事!
楓の樹齢もなんと100年以上!
ご住職さんのお話では、一番美しい時間帯は夕日の当たる3時~4時過ぎがお勧めとの事。なかなかその時間には行けないのですが、今回は昼間だけではなく、夜のライトアップも訪ねてみました!
ちょっと寒いのですが、人は少なくて、睡蓮池のほとりにたたずむ石仏百体観音様の前にろうそくの燈がともされ、なんとも幻想的な雰囲気になります。
このライトアップは紅葉の季節と、12月31日の二年参りのときだけなので、お時間の取れる方はぜひお参りに行ってみてください。
そしてなんといっても、おいしいもの!この紅葉の期間はお隣で、「玉川マルシェもみじまつり」日ごろは玉川地区のコミュニティーセンターで地元農産物の無人販売をしているのですが、この期間だけこちらの長円寺さんに出張しているのです。
秋のお野菜とセロリなども並んでいました!新鮮でお得なお野菜を家に連れて帰ることにしました。