お花見?
なんと標高1200mの「蓼科山聖光寺」ではゴールデンウェークに「お花見会」が開かれます。
都会ではもうとっくに葉桜になっているソメイヨシノの桜が満開になっています。
この5月の10連休終わりの6日にかれたのでした。
日ごろはひっそりと静かな境内も沢山の人が桜を見に集まっていました。
中には「え!もう一度お花見が出来るなんて思わなかった!」などの声が聞こえ、観光でビーナスラインを走っていて満開の桜に思わず車を停めたご家族がいらっしゃいました。
山門をくぐると両脇に沢山の桜が咲いています。300本?と聞いたと思いますが、昭和45年に全国でも珍しい交通安全を祈願してトヨタ自動車さんが建てられたお寺との事。
車がないと生活できない私たちにはありがたいお寺です。
このごろの気候の温暖化で、ゴールデンウィークを待たずに桜が咲いてしまうことも多々ありましたが、今年は3月4月と寒い日が続き、ゴールデンウィークに満開!となりました。
山門を入り、まっすぐな参道を桜を楽しみながらのんびりと歩き、本堂で交通安全のお参りをします。その帰り、桜の中の遊歩道を歩いていくとテントの近くでいいにおい!
蓼科観光協会主催のお振る舞いがありました。
肌寒い陽気の中でいただく桜昆布茶と、豚汁はとてもありがたく感じました。
ここの桜が終わると、山に生えている山桜が咲き始めます。蓼科ではもう少し桜を楽しめる日々が続きそうです。
この連休は、ホテルや旅館、ペンションそして別荘には沢山の人がいらしていました。
道には車があふれ、様々なところに人があふれて賑やかな蓼科でしたが、今日からはまたひっそりとした静かな暮らしが始まります。
豚汁をいただいているときにフワッと風が通りすぎ、桜の花びらがひらひらと豚汁に落ちてきました。
また来年沢山の人々を喜ばせる花に会えることを楽しみに山を後にしました。
家に帰ると庭の桜は最後の花びらと葉っぱが出てきていました。
家の裏に生えている山桜が満開になっていました。
名残惜しいですが「春の終わり」です
そしてこれからは新緑の季節!濃い緑と淡い緑の絨毯が山に広がります。毎朝色が移り行くのを眺められる生活は沢山のパワーをもらうような気がします。
移住してきた方々はこの地域の自然の恵みを心の奥深くまで堪能されているのが伝わってきます。
「思い切って移住してよかった!」と思えるように社員一同お手伝いをさせていただきます!