茅野市の遠足。中学校偏は「蓼科山」!

Posted by on 2019年6月14日

「七合目一ノ鳥居」です。標高1900m

長野県の中学二年生はどこの学校でも登山をするのだそうです。

諏訪圏の中学校はなんと八ケ岳登山!

今日はその練習に日帰りで「蓼科山」の登山をしました。

2年生総勢105名先生数人と朝中学校からバスで登山口へ!

今回はいつも中学校から見えているのと反対側の「七合目一ノ鳥居登山口」の鳥居から登りました。

梅雨の晴れ間の今日はとても良い天気!今までの「登山の日は雨」のジンクスを覆し!雲も無く、何より風も無く!登山がスタートしました。

女神湖が見えます

 

最初は林の中を淡々と登って行きます。登りながら何度も休憩をして水分を取りながら、一番最初の目的地「将軍平」を目指します。

途中後ろから登ってきた登山者に追い越されながら、ゆっくりとしたペースでの登山です。

急な坂道で休憩の時に、振り返るとたぶん「女神湖」かな?綺麗な湖が見えていました。

将軍平から山頂が見えます

女子は歌を歌い。

男子はなぜか「しりとり」をしながら賑やかに歩いています。

先頭軍団のほうからは北中の応援歌も聞こえています。

先週中体連と言う中学生の大会があったばかりですものね。

「将軍平」の蓼科山荘前ではトイレを含めちょっと長めの休憩!

ここまで具合悪いなどの登れなくなる事も無く約400mを全員が登って来れました!快挙!

ここの標高は2350mなので、あと170mです!「将軍平」から蓼科山がすぐそこにそびえ立っています!

右には噴火している「浅間山」が見えています

山登りは早く登って早めに降りてくることが大切です。午後になると天候が崩れることがあったり、風が強くなったりするのです。

さあ一番急な坂道を登って山頂を目指します!

周りの木々も低くなり遠くの景色が綺麗に見えています!まだ山頂ではないのに感動!

山頂2530m

山道が狭いので、休憩もそのまま並んで休憩を取ります。

すれ違う降りてくる登山者に「もうすぐだよ!」「がんばれ!」と言われて疲れも吹っ飛び登っていきます。

左端に茅野の町が見えています。

山頂に無事到着!蓼科ブルーの中に北中ブルーがワイワイしています?!

山頂が広いので「奥まで行くと学校が見える!」と聞きました。

みんなで走っていきました!走って・・・と言ってもごつごつした岩の上をピョンピョン進むのですが、その早さには驚きです(笑)

「イワカガミ」が咲いています

お昼を食べて下山が始まりました!

下に見える白い建物はさっき通り過ぎた「将軍平」の山小屋です、その向こう側の「前掛山」は珍しい縞状に枯れている「縞枯れ現象」です。帰り道はその中を進んで「大河原峠」へ降りていきます。

実際の「縞枯れ」になっているところを歩くのは初めてでした。

 

 

「縞枯れ現象」は古くなった木が順番に枯れていく現象です。

順番に縞状態に枯れて、どちらかへ少しづつ動いていくそうです。枯れた木の近くを通ると足元には新しい木がもう育っていて、世代交代の現象なのを感じながら歩いてきました。

今日登山をした子供たちの中にははじめての子供も多かったことと思います。

日ごろほとんど歩かない地域の子供達にはとても大きなチャレンジでした。

無事に登山を終えて、いろいろな自信が付いたことと思います。

茅野の町から見た蓼科山(ここで標高860m位)

朝の賑やかさと違い中学校まで降りるバスの中はとても静か・・・。

次は来月の「八ケ岳」にチャレンジです。今度も全員無事に登山が出来ますように!

 

そういえば、駐車場に停まっていた車のナンバーはほとんどが東京などの関東圏でした。

 

山頂でも登山している方に「すぐそこに山があっていいなあ!今日はお天気がいいから!って登れるんだもんね!」などと声をかけられたのを思い出します。

移住をされてくる方の中にも「山が近いから」と言う方も多いかと思います。

「山が見える場所」を希望される方もいます。

・・・でも「近い」と「見えない」のです。

やはり現地を見て生活をする姿を想像してどのくらいの距離がいいのか?などを見て感じて決めてほしいと思います。

いい土地と出会いますように!

一緒に登ったお母さんやはり自然が好きで移住されたそうです。

子供が小さいときは背中にしょって登ったと聞きました!すごいですね!

蓼科グリーンビュー開発ホームページ