冬に誘引した「バラ」と「クレマチス」が咲きました!

Posted by on 2019年7月4日

「群舞」春に1回だけ咲く1期咲きといわれるタイプのバラ

昨年、友人から「引っ越すの・・・」とお庭のバラを私の家に持ってきました。

彼女の大切にしていた「バラ」なので、一番日当たりの良い玄関の横に植えることにしました。

「バラ」を5種類、そして「クレマチス」を3種類

11月ほとんどの葉が落ちてしまいました。

フェンスを建てて、前のほうに「バラ」を、後ろに「クレマチス」を植えました。

3株の「バラ」は伸びていく「クライミングロース」と言うタイプ。

 

2株の「バラ」は地面を這うように育つタイプの「バラ」でした。

冬になり、葉が落ちた「バラ」の枝をフェンスに誘引していきます。

誘引するときはなるべく枝が重ならないように気をつけました。

1月の寒い中、紐で留めていきました。

「横になった枝に花が付きやすい」との事なので、枝をあさひもで結び誘引しました。

かわいそうに思うのですが、残っている葉は虫や病気が隠れやすいそうで、全部取ると良いといわれました。

ほんと寂しくなります。

根元に肥料の牛糞をたっぷり撒いて、これで冬を越して花をつけるまでの寒肥となります。花が付くのを楽しみに冬を過ごしました。

6月中旬。やっと花が開き始めたのです。

 

 

春になり、それぞれの枝から芽が沢山!あっという間に緑の壁になりました!

嬉しいものです!

後ろ側に植えたクレマチスも沢山の芽をニョキニョキと伸ばし、気づいたらバラの上に枝を伸ばしています。

これらの「バラ」は、今まではあまり買わなかったバラのタイプなのです。

バラを買うときは、つい欲張って「四季咲き」とか「返り咲き」という但し書きのあるバラを買っていたのですが・・・。

6月下旬。もう満開!雨なのが残念です。

「一期咲き」タイプの春に1度しか咲かない「バラ」をいただいたのです。

この地域は冬とても寒く、そして乾燥してしまうので、カタログで「素敵!」と思って手に入れてもあまり沢山花を咲かせないこともあるのです。

友人は「一期咲きの方が強いのよ!」と我が家に持ってきてくれました。

6月に入り、花が開き始めたらあっという間に今度は花一面になりました。

 

せっかく花が開いたのですが、空は雨・・・。

でも、しっとりとした空気の中、花たちはめげずに沢山の花を咲かせてくれています。

そして上のほうに「クレマチス」の花も咲き始めました!

3種類のうち2種類ががんばって上まで枝を伸ばしています。

名前は「ブラックプリンス」(濃い紫)と「マダム・ジュリア・コレボン」(赤ピンク)と言う名前です

最後の1種類はまだ小さな苗でしたので、枝は半分くらいの高さのところにあります。そして遅めに咲くタイプだったようで、花はもう少し後になりそうです。

 

挑戦してみた「バラ」と「クレマチス」のコラボレーション1年目にしては良かったのでしょう。

来シーズンはもう少し「バラ」の間に「クレマチス」を咲かせたいな!と思いました。

「クレマチス」はもう一回花を咲かせます。

今日は月に1度の肥料をあげる日です。足元に肥料を撒いてあげました。

このごろお庭をがんばっている家が増えてきました。

地元の方々もお花の好きな方は多く、でも家の庭は昔からの日本庭園風な家が多いのですが、新築の家などはお庭に「バラ」や「クレマチス」を植える家も増えています。

足元だけで花を楽しむのではなく、高いところへ登っていって咲く花があると、敷地の外を通る人も花を楽しめるものです。アーチにからめている家、木にからめている家など様々です。

花いっぱいの街になっていってほしいな!などと勝手に思っています。

そういえば、ビーナスライン沿いにはここ数年「寄せ植」が置かれるようになって来ました!

標高が高いことで植えても枯れてしまう花があり、標高が高いことで枯れない花もあります。

「春の遅い地域」です。でも「花持ちの良い地域」でもあります。

いろいろ失敗したり、花の仲間から教えてもらったりしながら、自分の「庭」を造っていくのは楽しいものです。

年々「手のかからない庭」に移行しています。

「のんびり」そして「ゆったり」とした時間を楽しめるのも贅沢な「田舎暮らし」の特権です!

「田舎暮らし」の特権のもうひとつは、買える土地が広いこと!家の横に庭を造れるのです!

新しい家のお庭に花を沢山咲かせましょう!

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