昨日は「春」を探して茅野市のあちらこちらを探したのですが、桜の花はあまり咲いていませんでした。
ところが、会社の近くに素敵な「春」を見つけたのです!
茅野駅からまっすぐ八ヶ岳の方へ向かい4つ目の「福寿院前」という交差点の角に「齢松山福壽院」という名前のお寺があります。
毎朝その交差点で信号が赤に変わり車を停めるのです。
今日も赤になり、ふっと横を見たら!あら!綺麗!
門の前に桜が咲いています!
このお寺は「曹洞宗」という宗派の400年ほど前に建立された古いお寺とのことです。
そんなに歴史のあるお寺がひっそりと町中に溶け込んでいるのです。
日曜日には座禅会を開かれていてオープンなお寺のようです。気軽に参加できるそうで、一度参加されるのもよいかもしれませんね。
入り口の立派な山門を通ると正面には本堂が。
こちらは築200年とのこと。
本堂の方から門を見返すと青空に桜がとてもきれいに映えています。
桜が終わり、5月後半になるころは山門前の道の両脇にアジサイがきれいに咲くのです。
またそのころ見に来てもいいかと思います。
職場へもどり道端の植え込みにはムスカリがきれいに咲きそろっています。
球根のお花は寒さを乗り越え、一番に華やかな花を咲かせてくれます。
球根のお花が終わると町は様々な花が次々と咲いてきます。お散歩の楽しい季節がやってきました!
茅野市は市内でも標高差があり、駅前で800m
車で行ける麦草峠のてっぺんが約2100m。
人の植えたお花が楽しめる標高は1200mほどなので、駅前から順番にお花の咲く季節が山の上の方へ上がっていくので、桜の花も1か月ほど楽しめるのです。
桜の木にも様々な品種があるようで、早咲きの品種から遅くに咲く山桜や八重の桜まで楽しむことができます。
標高1200m程の場所にあるビーナスラインの「聖光寺」の桜はゴールデンウイーク前後に花が楽しめます。でも今年は暖かいのでもっと早いかもしれません、これからの気温や雨に左右されることと思います。
そのあとは自生している山桜が順番に山を彩ります。
今まで茶色かったところに白い花がふわっと咲きます。
緑色の景色もそれぞれ濃さやおもむきが違う新緑に包まれてエネルギーに満ち溢れた山のパワーを感じる季節へと移り変わっていきます。
時間がとれればそんな中を歩くとかなりの元気がもらえます。
車で横を走るだけでも違います。
車のスピーカーを止め、窓を開けて、!山の音や空気を楽しむことをお勧めします。