茅野市民ならば本来は御柱祭に行くところ
毎年恒例の5月3.4.5日に開かれる
「塩の道ウォーク」に行ってきました
3日は小谷村、4日は白馬村、5日は大町
と三日間に渡り歩くイベントです
遠くから宿泊しながら3日間歩く方もいるそうです
私たちは毎回3つのコースの一つを選んで参加です
この2年間は中止となっていましたが
久しぶりに再会されました
今回は今まで歩いたことのない小谷村に参加!
小谷村と書いて「オタリムラ」と読みます
3会場の中で茅野市からは一番遠く
思い切っていかないと・・・
そこで朝5時半に出発しました!
安曇野で友達家族と待ち合わせをして
いざ!小谷村へ!
終点地点に車を停車
バスで出発地点まで送迎があり
終点へ戻ってくるのです
バスで坂道をどんどん降りていきます・・・
・・・という事は
この急坂を上がるのでしょうか???
スタート地点で検温と消毒
そしてコースマップと
小谷村の水と塩飴をいただき
出発です!
山間の村ですがとても広く北側も西側も新潟県
長野県の県境の村です
村の中には大きなスキー場がいくつか点在
冬にしか来たことが無かったのですが
冬だけではなく夏にも訪れたい場所です
谷間の村には昔ながらの景色を大切に残しています
とても風情のある村に思います
新潟県から松本まで塩を運んだ「塩の道」
このイベントで歩く道の他にも
沢山の峠越えの道がいくつも保存されています
今回の「塩の道ウォーク」のイベントは
三つの町と村が協力して行われているイベントで
毎年楽しみにしている人たちが多いのです
コロナ前小谷村コースには
3000人もの人が参加したそうです
この「小谷村」のウォークは
山を歩く一番きつい道との事
ハイキングというより山登りの恰好をして参加している人が多いように思います
スタートは大糸線の南小谷駅の北側
「下里瀬」(くだりせ)からでした
今回はなんとマップに乗っているQRコードを読み取り
「塩の道ウォークスタンプラリー」も行われました
9ヵ所のスポットでQRコードを読み取り最後に記念品が当たるそうです
スタートしてすぐ坂道です
標高もゆっくりと高くなっていきます
郷土館・二十三夜塔・小土山石仏群などをめぐります
歩いていて疲れてくると
途中歓迎の太鼓の演奏や笛の音が聞こえてきます
演奏に励まされ峠を登ります
昔の人は牛に二俵の塩を乗せて山を越えたそうです
牛が歩けないシーズンには人間が
背中に1俵の塩約47㎏を背負って
この道を歩いたそうです
凄い事ですね
塩を運んだ帰りには
麻・タバコ・大豆・成薬・綿
などを持ち帰ったと聞きました
この日はお天気がとてもよく
丁度桜の花びらがハラハラと散る中を歩きました
山々は新緑が美しく
その山の向こうには真っ白な雪がまだ乗っている
高い山が見えています
登り路地面ばかり眺めがちではありますが
時々後ろを振り返ったり美しい景色に感動しながら
歩きました
道端に山菜の「こごみ」を発見!
山菜採りをしながらの山道です
2時間ほど歩「千国諏訪神社」に到着
丁度お腹が空いてきました
そこには屋台や地元の産物などの販売がされていて
地域の方々が踊りや歌を披露してくれました
ふんどし姿の男の人や子供たちが踊っています
私たちもシートを広げてお弁当を食べることにしました
さあここからが急坂です「千国の庄資料館」の横を通った時
丁度新しくかやぶき屋根を取り換え終わった古い家があり
村長さんと棟梁さんが建前の餅投げをしていました
本来ならお餅のところビスケットと飴を拾いました
飴をなめながら牛方宿・百体観音などを歩き
終点の栂池高原スキー場の駐車場へ到着!
そこでも太鼓の演奏で出迎えてもらいました
完歩賞の手ぬぐいをいただき小谷村を後にしました
本来なら地元の方が作った「小谷漬け」とか
「山菜料理」などの「おふるまい」があるのですが
今回は感染対策で取りやめとなっていました
来シーズンには復活を願いつつ
次はどの道を歩こうかしら???
「塩の道」を歩く、日本海から信州へ塩を運んだ街道を行く、3年ぶりにイベント開催 長野・小谷村(SBC信越放送) – Yahoo!ニュース