平日に開催されている「茅野おやこ劇場0123くらぶ『ベビーリーフ』」という未満児の会のイベントへ行ってきました!
毎月様々なプログラムがあり、今回はその中の「自分たちプログラム」の「シモシュの小さな音楽会」へお邪魔してきました。
会場は茅野駅前にある茅野市民館の中の2Fにあるイベントスペース。
黒い床にカーペットが敷かれ、奥にはグランドピアノ・・・。
カーペットには様々な音の出るものがばらまかれていました。
到着した親子から会場に入り小さな子供たちは関心のある物の側へはいはいしたり歩いていき手に取って遊び始めました。
全員揃ったところで入り口のドアが閉められ、シモシュさんがそっとピアノを弾き始めました。優しい音が響き始めたら、ピアノに興味を持った子供たちが集まってきます。
ピアノの中をのぞきたがる子供を大人が抱っこしてあげると、中には沢山の弦が並んでいます。ピアノの鍵盤をたたくと弦をたたくものが動くのが見え、横に音響用の穴が開いていて、そこに手を当ててみる子供もいました。手を当てた後ピアノの下に潜り込み上を見てまた穴を見て・・・。
他の親子はピアノの下に寝転んで音を聞いていたり。
グランドピアノのあるご家庭は少ないものです。ましてやのぞいたり、触ったりなんて、怒られちゃう!!!
普段ではできないことを体験していました!
他の親子は目の前にある楽器を鳴らしてみたり、たたいてみたり、なめている子供もいました???
太鼓をたたいた後耳を当ててみている子供も。
子供の関心を持った時の行動にはいつも驚かされます。
シモシュさんが今度はアコーディオンを弾き始めたら、みんなで合奏?というか一緒に音を出し始め演奏会になりました。
ガチャガチャ、ゴトゴト、ピーピー、プップ、ポロンポロン、コンコン、様々な音の中、それぞれ興味を持った方へ移動してそれぞれが楽しんでいました。
中にはピアノを足で引きたがる子供もいて、親に抱っこしてもらい足で弾いて?いました。
みんな夢中になり遊んでいて、あっという間に時間が過ぎてお開きに。
たのしい音楽会の終了です。
「〇〇さんの△△の曲を聞きました!」という音楽会ではなくて、自分たちで好きな音を楽しむ新しい音楽会でした。
お母さんも、子供達も大満足!
終わってからの一言感想でも
「音楽って楽譜が読めなくてはできない!というイメージでした。」
「ピアノを足で弾いてもいいのですね」
「子供がこんなに夢中になるなんて」
「家だと飽きちゃうのに・・・。今日は夢中だった」
「家では楽器・おもちゃ・ゲームと、いろいろ出してあるけど、この時間は楽器だけとかにしてあげたらいいのですね」
などなど
シモシュさんも
「言葉を話すのにまずこの文字は「あ」とかではなくて話し始めます。そして文字は後からですよね!
音楽も「楽譜」から!ではなくて、自分の耳から入る音だと思います」
と話していて、現代のマニュアルの多い生活を見直さなくてはだなぁ!と子供だけではなく大人も考えさせられる時間でした。
「遊ぶことに決まりは無い!」を楽しむ1日でした。
小さな子供のいる家は引っ越す時に「お友達出来るかしら?」「仲良くなれるかしら?」「お付き合い上手にできるかしら?」などと不安がありますが、ここにはそれが見当たらない空間でした。中には初めて参加しました。という方も数名いて、子供はすぐに仲良しに!学区を超えてお友達の増える機会は子供の成長の先にとても良い影響を与えてくれると思います。
茅野へお引越しの方はご参加してみてくださいね!
移住ご希望の方には土地の紹介をしています。良い出会いがありますように!