毎年ゴールデンウィークに開催されている「塩の道まつり」に参加してきました!
毎年同じ日に開かれているので覚えるのも簡単!
5月の3日は小谷村。4日は白馬村。5日は大町市と三日間歩くのです。
もちろん単発も大丈夫!
我が家は昨年大町市を歩いたので今年は4日の白馬村を歩くことにしました!
電車の方はJR大糸線の白馬駅から無料のシャトルバスでスタート地点へ。
車の方は白馬グリーンスポーツの森からシャトルバスが出ています。
事前申し込みも会費も不要で、時間もゆるくてマイペースで参加できるのが魅力!
リュックにお弁当とおやつと飲み物を入れて歩き出します。
事前にエキストラに申し込むとコスチュームを着て歩くことも出来るそうです。
小さな子供も、ベビーカーを押している人も!ワンちゃんと歩いている人もいます。
今年は4月に入ってから大雪が降ったので、山には真っ白な雪が沢山残っています。よく見るとゴンドラもリフトも動いていて、春スキーを楽しんでいる人もいるようです。
●スタートしてからすぐの「姫川源流自然探勝園」綺麗な清流が流れていて「みずばしょう」が沢山咲いていました。
日陰ではニリン草が沢山白い花を咲かせています。
●最初の目的地、スタンプを押す1番目の関所は「貞麟寺」です。桜が満開!とても綺麗です。樹齢300年を超える枝垂桜も咲いていました。
その横で女性の方が10人位赤い着物を着て踊りを披露していました。
みのかさをかぶり、昔の格好をして歩いている団体も!
お殿様が馬に乗って通り過ぎたり・・・!なんか面白いですね!
境内では地元の方の漬けたお漬物と飲み物そしてお餅をいただきました!同じように見えて、みんな味の違う家庭の味!美味しかったです。
ここから次のスポットは、清流が流れていて脇には沢山のコゴミが生えていました、思わず山菜摘み!
●次のスポットは「飯田神明社」ここでも飲み物とお漬物と豚汁が振舞われました!野沢菜の味がこんなに違うなんて!漬物自慢大会ですね!
そしてかわいい巫女さんが舞を舞ってくれました。鈴をシャンシャンと鳴らしながらゆっくりと舞う姿に癒されます。「浦安の舞」というそうです。
スーツを着て正装をした方がお神酒を配っていました。(地元のお酒美味しかったです)
すぐそこにある山々の景色が本当に美しく、山頂は真っ白で、裾野は新緑が始まり山桜が咲いています。一枚の絵の様とは良く言ったもので、本当にそんな感じの場所です。
上を見ても、下を見ても「春」を楽しめます!「綺麗!」「あれなにかしら?」などとおしゃべりしながら楽しく足を運びます。
●最後のスポットは「飯森神社」境内で関所のスタンプを押し、またまた飲み物とお漬物!美味しい!
古いわらぶき屋根の家がありました!大きな家で蔵が大きい家でした。
わらぶき屋根はお手入れをしないとコケが生えて緑色になってしまうそうで、こちらは綺麗にお手入れしてあり、後ろの雪の山を背負って美しく感じました。
●ゴールは「白馬グリーンスポーツの森」。遠くから太鼓の音が山に響いています!
関所のスタンプを見せると、完歩賞に手ぬぐいをいただきました。白馬の山々の書いてある手ぬぐいは記念になります!
ちょうどお昼!こいのぼりの下で、もって来たお昼を食べながら、歩いて出会った出来事などを思い出し話をしていると、横にあるステージでいろいろイベントをしていました。子供たちが集まってわいわい楽しそうです。
子供のお目当ては最後に投げられたお菓子です。上手に受け取って沢山もらっていました。・・・でも横にいたおじいちゃんがかなり上手!一番沢山ゲットしてました!
今日は1日気持ちよく歩くことが出来ました!
なんと約20000歩!
イベントならではの歩数です!
白馬のコースは2コースあり毎年どちらかを歩くそうです。もう一方のコースも歩いてみたいです。
友達家族と「次は小谷村歩こうね!」と来年も歩く約束をして分かれました。
歩いたことのある人は小谷村が一番高低差があってきついそうなのです。覚悟して参加しなくては!
近所の温泉の割引券ももらえたのですが、渋滞に巻き込まれないうちに帰途に着きました。
ほんとに参加費無料でいいのかしら?と思うイベントでした。
後から聞いた話なのですが、さっき見かけた馬に乗ったお殿様は村長さんだったそうです。
白馬の村は最近外国の方に人気で不動産が高騰しているそうです。冬の間別荘にして来日するそうです。たぶんスキー場の側の不動産なのでしょう。
高速道路の一番近いインターから1時間以上かかるちょっと不便な土地ならではの魅力が満載!大型ショッピングモールとか全国展開のお店は見当たらず、コンビにも少なくてちょっと不便かも、そして不便だからこそのいいものが沢山残っている場所でした。便利さを求めるのも大切ですが、昔からあるものを守ることも大切に感じました。この景色をいつまでも残してほしいものです。