茅野市のビーナスライン横にある「バラクライングリッシュガーデン」の1年に1度の大きなイベント「蓼科バラクラフラワーショー」へ行ってきました。
このイベントは、お花を観ることより、様々な講演会や講習会、いろいろなお店の出展がメインになります。「今年はどんな出会いがあるのかしら?」と毎回楽しみにしているイベントです。
今年の目玉は、バラクラの開催しているスクールの生徒さんのコンテストです。
いつもは植木鉢に寄せ植えされた作品を観たり、評価を聞いたりするのですが、
今年はバラクライングリッシュガーデンのお庭の中を使ってのデザインコンテストがありました。「ショーガーデン」と書いてありました。
1人又は数人でデザインされたそうで、素敵なお庭を創り上げられていました。
いろいろ工夫されていて、このサイズのお庭だと、自分の家にも応用できるかも!と思いました。
そしてとても素敵なバグパイプの演奏!
イギリスから本物のバグパイパーの方が来ているのです。
正装でお庭の中をバグパイプを吹きながら歩いているのです。
何回観ても素敵です。
私のお邪魔した日は、天気予報では「雨」でした。でも、おおはずれ(笑)。とてもいい天気!
バグパイパーの方はこのイベントの為だけに来日されたそうです。
沢山の人と記念写真に納まっていました。
イギリスに行っても観ることはなかなか出来ない正装されたバグパイパーさん。まして、一緒に写真に納まっていただけることはほとんど無いのです。もう大人気!
何か英語で沢山話しかけてきたのですが・・・。半分位しか理解できなくて・・・。
英語の勉強もしなくては!とも思う時間でした。
午前の講演会はロンドンにある最古の薬草園「チェルシー・フィジックガーデン」教育長の「マイケル・ホーランド」さんでした。難しい話でしたが、地球規模の大きなお話しで面白かったです。
他の日にあったハーブ専門家の「バーバラ」さんのお話も聞いてみたかったです。
他にも「ハープ」の演奏会やオペラ歌手のコンサートなどもあり、日ごろ経験できない楽しい時間を過ごすことができました。
デモンストレーションでもバラを使った寄せ植え。クレマチスを使った寄せ植え。ハーブの寄せ植えなど様々あり、寄せ植えに使う植物も選び方も面白かったです。
デモンストレーションの後、実際に植木鉢を選び、植物を選んで実技の講義を受けている人達も沢山いて、その人らしい個性的な作品が出来上がっていました。
植木鉢の中は小さなお庭。
上手な方は正面からだけではなく横から見ても素敵な植え方をされていました。
実技をしている人の仲に、偶然友人が混ざっていました。彼女は寄せ植えを作った後、評価をしてもらえるのが楽しくて、毎回参加していると話してくれました。
私も一度参加してみたいと思いました。
奥のテントの中では小さなお店がいろいろ出展されていました。
骨董品の中に綺麗なティーカップのセットが販売されていました、バラの花が丁寧に描かれているのです。イギリスのお茶を飲む贅沢な時間を感じさせてくれる物でした。
あっという間に1日が終わり、後ろ髪を引かれるような気持ちでバラクライングリシュガーデンをあとにしました。
今回のお買い物は「クレマチス」の苗を3つ買ってしまいました。がんばっていいお花を咲かせたいです。
帰り際、イギリス人の方たちは「See you!」と言ってくださり。来年もお会いできるのを楽しみにお別れをしてきました。
このイベントが終わると、蓼科も本格的なバラのシーズンになります。
イベントが終わって静かになったお庭へ、ゆっくりとケーキと紅茶を楽しみながらバラを眺める時間を作りたいものですね。
近くに住むといつでも気が向いたときにお茶を飲みに行くのが楽しくなります。
土地のご相談お待ちしております。